漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
強い疲労感・不安感で、ご相談に来られました。
仕事を頑張り過ぎてしまったことにより、3年前に突然身体が動かなくなったそうです。
しばらく休職し心療内科にかかり、その後復帰しましたが、気力・体力ともに戻らず結局仕事にもついていけず、退職することに。
今は時間を調整しながら仕事をしているようですが、週末は家で疲れを取らないと翌週の仕事に影響が出てしまうということでした。
睡眠がうまくいっていないようで、いわゆるスイッチが切れない状態だということでしたので、まずは『眠り』に対してと、腸内環境の乱れも併せて整えることにしました。
おススメした処方でまずは2週間お試しいただきましたが、すぐに眠気が起きるようになり、入眠ができたそうです。
目覚めもよくなり、休みの日に用事を入れても動けるように、また次の日に疲れが残ることもなくなってきているとのことでした。
睡眠が取れるようになったことで、不足していた『気』が身体に満ち始めたのだと思います。もともと体力がある方ではいらっしゃったので、こういった方は回復も早いのかもしれません。身体が動くようになることで自信が出て来て、徐々にではあるかもしれませんが、自然と不安感も除かれていくようになると思います。焦らずゆっくりと向き合っていけるようにアドバイスさせていただいています。
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